「稗粒腫」は“はいりゅうしゅ”と読み、目の下や額などにできる小さなできもののことを言います。
悩まれている方多いのではないでしょうか。
今回はそんな「稗粒腫」の原因や鍼との関わりなどについて書いていきます。
「稗粒腫」について
上にも書いたように、「稗粒腫」は目の下や額、頬などにできる小さく白いできもので、大きさはだいたい1.2mm程度です。
原因はまだ詳しく解明されていませんが、毛穴に老廃物が詰まることによってできると言われています。
性差や年代などは関係なく、ターンオーバーの乱れや、日常のスキンケア不足、皮脂が出やすい人、汗っかきな人、女性ホルモンの乱れなどがある方に多くできやすくなっています。
※年代などは関係ないと書きましたが、最近では老化も原因の一つではないかとも考えられています。
「稗粒腫」は取れる?
この「稗粒腫」ですが、悪性などの心配はないため取らなくても問題ありません。
ただ、お化粧の際など気になる方は除去しましょう。
なお、「稗粒腫」は基本的には自分で取れるものではありません。
稀に、いじっていたら取れた例もあるそうですが、触りすぎてしまうとそこから菌が入り込み炎症が起きてしまう恐れがあるため、皮膚科にてレーザー治療・注射器での除去を行うことをオススメします。
「稗粒腫」の予防法は?
まず、しっかりとしたスキンケアを行う必要があります。
メイクがしっかり落としきれていないと毛穴に老廃物が溜まったままになります。
クレンジングだけでなく洗顔も行うことがオススメです。
クレンジングについての記事はコチラ
また、こまめに汗や皮脂をふき取ること、過剰皮脂分泌予防のため肌の乾燥対策や食事内容の見直し、紫外線予防をしっかり行うことでも防ぐことができます。
※紫外線はターンオーバーを遅らせる原因などにも繋がります。
「鍼」で何か効果はある?
鍼(美容鍼)では、ターンオーバーの速度を理想の28日周期に近づけるため、古くなった角質をしっかり除去し「稗粒腫」を予防することができます。
他にも、表皮にあり肌のバリア機能や水分保持の役割をしているセラミドの生成を促し、乾燥を防ぎ皮脂の過剰な分泌を抑えます。
そして、身体の治療も一緒に行うことで、ホルモンバランスの調整も行えます。
また、「稗粒腫」除去後のキズを早く治すことも美容鍼・美容灸で出来ます。
「稗粒腫」が既にできてしまっている方は、まずは皮膚科に相談してみて下さい。
予防・治療後のキズの改善に是非美容鍼をしてみて下さいね。
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