
「しっかり寝たはずなのに疲れが取れない」
「朝から身体が重く感じる」
「日中に眠気や集中力の低下を感じる」
このようなお悩みを抱えている方は少なくありません。
睡眠の悩みというと睡眠時間に目が向きがちですが、実は大切なのは「どれだけ長く寝たか」ではなく、「どれだけ質の良い睡眠が取れているか」です。
睡眠中、私たちは脳や身体の疲労回復を行っています。
しかし、眠っている間に呼吸が乱れたり、何度も浅い眠りを繰り返したりすると、十分な回復ができなくなってしまいます。
その原因の一つとして見落とされがちなのが「いびき」です。
睡眠時間だけでは疲れは取れない
睡眠は単に身体を休める時間ではありません。
成長ホルモンの分泌や細胞の修復、自律神経の調整など、健康を維持するために欠かせない働きが行われています。
同じ時間眠っていても、深く眠れている場合と眠りが浅い場合では、翌朝の体調にも大きな差が生まれます。
「8時間寝たのに疲れが取れない」という方は、睡眠時間だけではなく睡眠の質に問題が隠れている可能性があります。
いびきはなぜ起こる?
いびきは眠っている間に空気の通り道である気道が狭くなることで発生します。
狭くなった気道を空気が通る際に周囲の組織が振動し、その音がいびきとして現れます。
原因はさまざまですが、口呼吸や舌の位置、首肩の緊張、姿勢などが関係している場合があります。
特に現代では、長時間のスマートフォンやデスクワークによって首が前にでる姿勢になりやすく、呼吸に関わっている筋肉へ負担がかかりやすくなっています。
また、いびきは眠っている間に起こるため、自分では気づきにくいのも特徴です。
家族から指摘されて初めて知るというケースも少なくありません。
睡眠の質が低下すると起こる不調
いびきによって呼吸が妨げられると、睡眠が浅くなりやすいです。
その結果…
・朝起きても疲れが残る
・日中に眠気を感じる
・集中力が続かない
・首や肩のコリが取れにくい
・自律神経のバランスが乱れやすい
といった不調につながることがあります。
これらの症状は年齢や忙しさのせいだと思われがちですが、睡眠の質が関係している場合も少なくありません。
美容への影響
睡眠な質の低下は健康面だけでなく、美容面にも影響を与えます。
十分な休息が取れない状態が続くと血流や代謝が低下し、顔のむくみやくすみに繋がることがあります。
また、疲労が抜けないことで表情が硬くなり、顔全体が疲れてみえる原因にもなります。
肌は睡眠中にターンオーバーや細胞の修復が行われるため、肌のコンディションにも影響が現れます。
朝の顔色やむくみが気になる方は、スキンケアだけでなく睡眠の状態にも目を向けてみてください。
では、睡眠の質を高めるためにはどのような事が必要なのでしょうか。
後半では、呼吸や姿勢との関係、そして鍼灸治療ができることについて解説していきます。
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