Q.18 皮膚が薄いと言われますが、美容鍼をしても問題ありませんか。
A.問題ありません。
マニア度★★☆☆☆
皮膚が薄い方、いらっしゃいますよね。
下の血管が透けて見えて、なんとなく透明感があり、毛穴も目立ちにくいタイプのキレイなお肌をしている方が多いイメージです。
皮膚の構造を知ろう!
皮膚が薄いとは、具体的にどういうことなのでしょうか。
まずは皮膚の構造と役割を簡単におさらいしましょう。
皮膚は、外側から表皮層、真皮層、皮下組織と3層にわかれており、表皮層は約0.1~0.3mmの厚さで、主にバリア機能とターンオーバーを担っています。
真皮層は約2mmの厚さで、血管が存在します。
弾力と水分保持、表皮層に栄養を送る役割などがあります。
皮下組織は筋肉や脂肪を多く含む組織ですので、今回は除外してお話します。
皮膚が薄いとどうなる?
皮膚が薄いと表皮層のバリア機能が弱まる可能性があります。
目の周りの皮膚は薄いですよね。
これは瞬きの邪魔をしないよう毛穴の数が少ないせいです。
つまり、皮膚が薄い=毛穴が少ない、と言えます。
毛穴が少ないと皮脂の分泌が少なくなり、お肌のバリア機能は弱まります。
毛穴が少ないとなめらかでキレイなお肌に見えますが、乾燥や外界の刺激にはとても敏感です。
また、真皮層まで薄い場合には弾力や水分保持も弱まっている可能性があります。
皮膚が薄い方は「乾燥しやすい」「皮膚が弱い」というお悩みがセットでついてくるようです。
皮膚が薄い人の美容鍼リスクとは?
皮膚が薄いとバリア機能は弱まりますが、極端に血管に鍼が刺さりやすくなるというわけではありませんので、美容鍼を受けることについては全く問題ありません。
ですが一つ気になるのは、万が一内出血した場合には「目立つ」かもしれない、ということです。
※内出血のリスクについて詳しくお知りになりたい方はコチラの記事をどうぞ。
美容鍼による内出血は体質や体調によってはできやすい方もいらっしゃいますが、本来は滅多にできるものではありません。
また出来てしまってもほとんどが小さく色も薄いため、気が付かない方もいらっしゃいますし、2,3日~長い方でも2週間程度で必ず消えるものです。
皮膚が薄くてもこの頻度や程度に変わりありませんが、血管が透けて見えるような方は、もし内出血した場合に目立ちやすいかもしれません。
大切なイベントが控えていらっしゃる方は、担当の鍼灸師とよく相談なさってください。
皮膚が薄くてお肌が荒れやすい、なかなか合う基礎化粧品がない、という方にこそ内側からセラミドやコラーゲン、ヒアルロン酸を増やすことのできる美容鍼はとてもお勧め。
ぜひお試しください。
美容鍼灸サロン カラダキュアは「真の美しさは健康から」をモットーに鍼灸施術を行っています。
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