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眼精疲労と美容鍼灸

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皆さん、目は疲れていませんか?
カラダキュアにお越しになるほとんどの方が
目の疲れを訴えていらっしゃいます。

かく言う私も、ついついスマートフォンを見過ぎたり、
本に熱中し過ぎたり、
PC作業が続いたりすると
目の疲れを感じるようになりました。
(デスクワークの方ほどではありませんが)

久しぶりに近視用のメガネの度を調節したら、
手元が見えにくくなってしまって、
…なんてお話もよく聞きます。

休養や睡眠で眼の疲れが取れるのは“疲れ目”ですが、
それらを行っても改善されないものが

“眼精疲労”です。

眼精疲労は様々な症状が現れ、
まず、目に関するものとしては、目が痛む、疲れによる充血、
かすみや視力の低下などがあり、それ以外では肩こり、
胃痛や食欲不振、便秘などが起こることがあります。
ひどい場合は強い痛みや吐き気をもよおすこともあり、
さらに進行すると眼精疲労はイライラや不安感、
抑うつ、といった自律神経症状へ発展することもあります。

東洋医学的にも、自律神経系の症状は
「肝」の変調の表れであり、
肝の変調は目や筋肉に現れると言われています。

《原因は…》

眼精疲労の原因はドライアイや白内障、
緑内障などの疾患からくる“眼科疾患”
慢性疲労、過労、睡眠不足、
ストレスによる“精神的疲労”など様々ですが、

特にパソコンやスマートフォン、
タブレット型の携帯端末の使用による

“目の使いすぎ”

が多く見られます。

私たちの目には、眼球の位置を調整を行う外眼筋、
レンズの役割をする水晶体の暑さを調節する毛様体筋があり、
長時間集中して物を見ていると疲労が蓄積し
眼精疲労が起こるのです。

《最近の傾向として…》

最近は「スマホ老眼」「プレ老眼」という言葉も聞かれるように、
一般的ないわゆる「老眼」の原因である、
水晶体(レンズの役割)の老化ではなく、
それを調節する毛様体筋の疲労による
ピント調節機能の乱れが指摘されており、
若年層でも「手元が見えずらい」なんてことがあるそうです。

では、毛様体筋の疲労はなぜ起こるのでしょうか。
それは近くを見過ぎているから。

PCやスマートフォンなどを長時間見ているということは、
毛様体筋が緊張して(縮んで)水晶体を厚くし、
近くにピントを合わせ続けているということです。

毛様体筋が硬く緊張している状態が続くと、
ふと視線を転じた時にピントを合わせるのに
時間がかかってしまうのだそうです。

目の筋肉も身体の一部、ずっと硬くしたままではダメなのですね。
逆に遠くを見ようとする時、この毛様体筋は弛緩します。
つまり休むことができます。

そういえば、昔からテレビを見過ぎたり、
ゲームをやり過ぎたりしたら
「たまには遠くを見なさい」と言われましたよね。

手元が見えづらいなと感じる方は、
まずは遠くを眺めて目を休めることから試しては
いかがでしょうか。

目次

《眼精疲労が美容に及ばす影響…》

さて、前半は眼精疲労の原因や眼精疲労が及ぼす
「見えにくさ」「体への影響」について主に書いてみましたが、
実は美容面にも大きな影響があるということは
ご存知でしょうか。

目が疲れると瞼が重くなり
「目が開いていない、目が小さくなった」
と感じることはありませんか?

瞼が上がりずらい原因の一つに、
瞼を持ち上げる眼瞼挙筋という筋肉の疲労が挙げられます。

この眼瞼挙筋は非常に小さい筋肉ですが、
肩こりや腰痛を起こす筋肉と同じように、
ずっと同じ動きしかしなかったり、
あるいは同じ姿勢でいたりすると
固まったようになってしまうのです。

結果、目が開きづらくなり、小さく見えてしまう、
という現象が起こります。

また、この眼瞼挙筋がうまく機能しないと、
額にある眉毛を持ち上げる筋肉を使うようになり、
これが額の横ジワの原因になったりします。

目の周辺を温めたり、押したりすると
すっきりして開きやすいようにも思えますが、
これはあくまでも応急処置。
根本的な解決にはなりませんね。

《対策…》

では、どのように防げばよいでしょうか。

肩こりや腰痛が骨盤や肩甲骨、
頚を調整して姿勢を改善したり、
運動をしなければ治らないのと同じで、
目の周辺の筋肉も頚や肩甲骨の調整をしたり、
場合によっては額や頭蓋骨の調整が必要になる場合もあります。

もちろん、前半でお話ししたように
遠くを見て毛様体筋を緩め、負担を軽くすることも重要です。

目や眉毛を動かす筋肉は顔の中でも動かす頻度の高い筋肉です。
瞼がしっかり開かないと疲れて見えたり、雰囲気が暗く見えたり、
全体的な印象に大きく影響を及ぼします。

反対に眉毛がしっかり動くと表情が豊かになり、
瞼がしっかり上がっていると
目元の雰囲気が明るくなり、アイメイクが映え、
目ヂカラもアップし若々しい印象を与えます。

《カラダキュアでできること…》

一つは

「小顔矯正」

前頭部、側頭部、眼窩の骨を矯正して目の開きを良くします。

長時間のデスクワークなどで
前頭部の骨が目の上に圧し掛かるように変位してくるのを整え、
眼窩を本来の形に戻しまぶたの動きを良くします。

もう一つはやはり

「美容鍼」です。

眼瞼(まぶた)を持ち上げる筋肉を刺激して
目の開きを良くします。

まぶたを持ち上げる眼瞼挙筋や
眉毛を上げる前頭筋を鍼で緩め、
目周囲の筋肉の動きを本来の動きに近づけます。

どちらも、疲労や長年の習慣などで開きにくくなったまぶたを、
骨格や筋肉に働きかけることで、
ご自身の持っている本来の目の形の最大限まで改善させる方法です。

「なんだ、大きくなるわけじゃないのか…」とガッカリされた方、
ぜひ一度試してみてください。
美容鍼灸も小顔矯正も
ご自身の持っていらっしゃるものを最大限に引き出すお手伝いです。

術後の「見え方」「目の開きやすさ」に驚かれる方は
本当に多いのです。

特に加齢により眼瞼挙筋が衰えてきた場合は、
眉毛を上げる前頭筋を代わりに使うようになったり、
顎を上げて物を見るようになったりするので、
額の横ジワができやすくなったり、
肩こりや首の痛みに繋がってくる場合もあります。

また、眼精疲労やそれに伴う自律神経症状は、
東洋医学的には肝の変調の症状でもあることから、
全身を調整する鍼灸施術もおすすめです。
美容にも健康にも悪影響が出るのですね。

《あなたはどう?ご自分でチェック!…》

さて、今これを読みながら、
まぶたや眉毛をピクピクして確かめた方!
まぶたがちゃんと上がっているかどうかチェックしてみましょう。

ますは鏡の前へ。
左右の手を
額のそれぞれの眉毛にかからないぐらいの位置に置き、
眉毛が動かないように軽く押さえます。
一度目を閉じてからゆっくり開け、
出来るだけ眉毛を動かさずに
限界までまぶたを持ち上げます。

いかがですか?

思ったより上がらなかったという方、
左右差があったという方、
意外と多いのではないでしょうか?

眼瞼下垂と言えば、以前は病的なものや、
先天的なもの以外は加齢や疲労による眼瞼挙筋の衰えで
起こることがほとんどでしたが、
最近は長年のコンタクトレンズの使用や、
付けまつ毛まつ毛エクステなど、
まぶたにかかる負担が大きくなるような習慣をお持ちの方にも
多くみられるようになってきたそうです。

放っておくと、左右非対称な目になったり、
頭痛や、身体の歪みにつながったりしますので、
ぜひチェックしてみてください。

軽度のうちは休息をとることで
改善することがほとんどですので、
睡眠をしっかりとる、温める、遠くを見る、
アイマスクをして休憩するなど、
お仕事の合間にやってみてください。

美容にも健康にも『目』は大切。
目が疲れる、開きにくい、目が小さくなってきている…?
これって眼精疲労?と感じたらぜひご相談ください。

当院は「真の美しさは健康から」をモットーに施術しています。
美容鍼灸の詳しい説明はこちらからどうぞ。

美容鍼灸サロン カラダキュア

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