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【体温とダイエットについて】

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皆さん、最近痩せにくくなった、太りやすくなった、冷房が苦手になってきた、

ということはありませんか?

もしすると、それは平熱がさがっている合図かもしれません!

今回はそんな「平熱」と「ダイエット」についてです。

目次

「平熱とは?」

理想的な平熱は

「36.5℃~37℃」と言われています。
これは代謝に必要な酵素がもっとも活発に働いてくれる温度でもあります。
37℃ってもう微熱の域なのでは…とも思いましたが平熱なんですね。

では、実際の現代の日本人の平均的な平熱は何度かというと、

「36.2℃」。
理想的な温度に比べると低いですね。
50年前の日本人の平均平熱は36.89℃だったそうなので、

かなり下がってしまいました。

平熱が低いと・・・

  • 血流が悪くなる
  • 免疫力が低下する
  • 疲労回復が遅い
  • アレルギー症状が出やすい
  • 婦人科疾患に罹りやすい
  • がん細胞が活発になる
  • 基礎代謝が下がり、太りやすい

などなど悪いことばかり起こります。

免疫力が低下するので風邪が治りにくい、

冷えが改善されないので生理痛が重くなったなど、

身近な具体例を挙げると思い当たる方も多いのではないでしょうか?
すこし前に流行った酵素ダイエットも、

チャレンジしたけど思うような効果が出なかったという方は

もしかしたら平熱が低いのかも。

せっかく摂取した酵素が十分に働けなかったのかもしれませんね。

低い体温と他の症状についてはまた今度ゆっくり取り上げるとして、

今回はとにかく「太ってしまう」ことについて。

体温が1℃下がると基礎代謝
(じっとしている時に消費するエネルギーのこと)
が約10%も下がってしまうといわれています。

 36.5℃の人と35.5℃の人が同じ食事をしたら、それは後者は確実に太ってしまうのが分かりますね。
これはいけません。

「平熱が下がってしまう理由」

では、いったいなぜ平熱が下がってしまうのでしょうか?

その原因は「筋肉量の低下」

低平熱の原因の実に9割を占めていると言われています。

人間の体温を作り出すのに必要なのは主に、筋肉運動と食事です。
ダイエットなどで長期間食事量を減らしたりしない限りは、

筋肉が収縮することで生み出される熱が減ってしまうことが

平熱を下げる原因です。
50年前の人の平熱が高かったのは、

現代の人よりも生活をするうえで必然的に身体を動かすことが多かったからなのでしょう。

運動不足による筋肉量の低下を改善せねば、

痩せやすい身体とは縁遠くなってしまいます。
なにを隠そう、この記事を書いている私自身も低体温の部類に入ります。
サボっているジムでのトレーニングを再開しなければと、危機感をいだきました。

でも運動するにも、時間が無いと難しいですよね。
そこで、おうちでできる代謝を上げるための簡単おすすめストレッチを3つほどご紹介します。

「簡単!代謝改善ストレッチ」

・1つ目
両手を広げ、両方の指先で肩を触ります。
その時正面を向いて、右肘、両肩、左肘が一直線になる様にして下さい。
そのまま、肘で大きく円を描く様に後方に回します。
10~15回肩甲骨から動かす様に大きく回して1セットです。

・2つ目
頭の上で手の甲を合わせ、ピンと肘を伸ばします。
肘を伸ばしたまま両腕を左右に大きく肩の高さまで降ろして下さい。
これも、10~15回行い90度以上広げると効果的です。

・3つ目
壁から約50㎝位のところに壁側を向いて立ち
肩幅に足を開き立ちながら壁に手をついて腕立て伏せを行います。
10回行って下さい。
この3つの運動を一日2、3回行って下さい。

ポイントは

  • 呼吸しながら行う
  • 肩甲骨と肩甲骨の間にある筋肉の伸び縮みを意識しながら行う
  • 反動はつけずに行う
  • 痛みが出たら無理はしない(イタ気持ちいい所でとめる)

です。

最も効果的なのは、起床直後・就寝直前の数分に行う事です!

起床直後・就寝直前が辛いという方は日中や入浴後行いやすいと思うので、

是非行ってみて下さい!

そして、このストレッチは脂肪の燃焼にも役立ちます!

なぜかというとダイエッターいえ、女性みんなの敵である脂肪細胞。
その脂肪細胞には種類が2つあります。

1つは、白色脂肪細胞。

もう1つは、褐色脂肪細胞です。

働きをおおまかに説明すると、
白色脂肪細胞…中性脂肪として脂肪エネルギーを体内に蓄積する。
褐色脂肪細胞…脂肪をエネルギーとして変換する。
従って、脂肪を減らすには褐色脂肪細胞を活性化するのがとても大切です!
そこで褐色脂肪細胞が多くあると言われている肩甲骨のストレッチ、なのです。

赤ちゃんには、この褐色脂肪細胞が多数存在しています。

これは生まれてすぐには体温調節機能が上手く働かないため、

脂肪をエネルギーとして燃やす働きが必要だからです。

そうして、徐々に成長するにつれ体温調節機能も正常に機能するようになり、

褐色脂肪細胞は減っていきます。
赤ちゃんの頃にある数を100%とすると、

20代で約60%、40代で約20%に減少するようです。

代謝も落ちてどんどん痩せにくくなっていく以外にも原因があったのですね。

主に褐色脂肪細胞は、肩甲骨、首、脇の下に存在します。
上半身に集中していますよね。
従って、首凝り・肩凝りなどはダイエットの敵なのです!
季節も夏から秋に移り変わり気温・気圧共に安定しないこの季節。
その日の疲れはその日のうちに。
入浴やストレッチで一日頑張った身体をリラックスさせてあげて下さい。

一方で「運動はめんどくさいな」という方。

そんな方にオススメなのは鍼やお灸、そしてボディケアです。

 身体の施術というのは、身体からしてみれば軽い運動をさせられているのと同じなのです。
「痩せる鍼のコースはないの?」というご質問をいただくことが多いのですが、

そんな時は迷わすウィメンズコースをおすすめしています。

鍼やお灸で血流を改善し、免疫力を上げ代謝しやすい身体にします。

 冷えも改善するので、芯から冷え込むこの時期におすすめしたいコースでもあります。
生理痛や更年期障害、季節の移り変わりによる倦怠感にも最適です。
ボディケアをプラスし全身の筋肉の温度を高めてから施術したり、遠赤外線のドームで発汗を促しながらの施術も効果的です。
ぜひご相談ください。

でも、まずは自分の平熱を知ることから!

自分の平熱を知るには

比較的平均的な1日を送れる3日間で、

朝・昼・晩の同じ時間に体温を測り平均を出してみて下さい。
個人差や1日の中でも変動がある為時間別に測り、

自分の平熱を知っておくことが大切です。

1日の体温の差は、ほぼ1℃以内で朝方は低く夕方は高くなります。

高齢になると体温が低くなる為、

毎日測り続けておくと突然の発熱や体調不良も察知しやすいでしょう。

そして、最初に書いたように最近低体温の方が増えています。
それは大人だけでなく、子供にも当てはまります。

体温調節は自律神経が行っているため、

体温が正常でない時は自律神経の乱れ。
または代謝系の病気や感染症、腫瘍の疑いがあげられます。

低体温児に共通して見られたものが、
遅寝、睡眠不足、運動不足、朝御飯をたべない、
パソコン・ゲームのしすぎです。
生活習慣の乱れによる自律神経が不安定になり、

うまく体温調節ができていない現状があります。
大人になると、太りやすくなったり、寒さに弱くなったり

と言った自覚症状も現れますし

女性なら基礎体温を測る場面で気づくチャンスが多いですが、

子供は自覚症状も分かりづらいので定期的に、見てあげてください。

体温が1℃下がると基礎代謝が10%落ちると前述しましたが、免疫力はなんと30%も落ちてしまします。

最近風邪を引きやすい方も、生活習慣と体温をこの機会に見直してみましょう。

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