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マスクで太る?~呼吸とストレス~

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私たちが絶え間なく、無意識に行っている呼吸は、平均1分間に15~20回といわれ、1日に換算すれば約3万回です。

この1日に約3万回も行われている呼吸は、感情と密接な関係があり、呼吸の仕方ひとつで心身の健康が大きく左右されるため、とても大切です。

しかし、無意識で行われているがゆえに、呼吸の大切さを忘れている方が多く、自分の呼吸の仕方が正しいか分からない方もいると思います。

呼吸の仕方がなぜ大切で、どのような身体の変化が出てくるか詳しく書いていきます。

目次

呼吸法チェック「腹式呼吸」と「胸式呼吸」

呼吸は、腹を出したり引っ込めたりすることにより横隔膜を上下させる「腹式呼吸」と肋骨を広げたり閉じたりする「胸式呼吸」があります。

一般的に、女性には「胸式呼吸」が多く、男性には「腹式呼吸」が多いと言われています。

眠っている時などリラックス状態の時に、深くゆっくりの「腹式呼吸」になり、「腹式呼吸」の方が、精神安定血圧上昇抑制脳の活性化などの効果が高いです。

心身が緊張した状態になると、浅く短くなり、「胸式呼吸」になります。

自分が普段どのような呼吸をしているかチェックしてみて下さい。

片手を胸に当て、反対側の片手をおへそあたりに当てます。

目をつぶり、いつも通りの呼吸を何度か行いましょう。

その時、胸とおなかのどちらが動くか確認します。

・胸のほうが多く動いた人

⇒胸式呼吸 常に緊張し、ストレスが溜まっているかも。

・お腹のほうが多く動いた人

⇒腹式呼吸 気持ちが安定し、リラックスしている。

・どちらの動きも感じられない人

⇒ストレスが溜まりかなり呼吸が浅くなっているかも!

みなさんは、どの呼吸でしたか?

気づかないうちにストレスを受け、呼吸が浅くなっているかもしれません。

呼吸法のメリット・デメリット~痩せる呼吸~

「胸式呼吸」

自律神経の1つである交感神経が優位になるので、適度な緊張感を身体に与えることができ、エクササイズ向きです。

肺活量をアップさせ、筋肉が活発に動くことで代謝をアップさせる働き、エネルギーを効率的に使えるようになると脂肪の燃焼も進み、体の引き締めも期待できます

正しい胸式呼吸を覚えて実践することで、ピラティスのエクササイズの効果を高めて、健康へと近づくことができます。

一方、胸郭だけを使うため、周辺の筋肉である首や胸、肩、背中などの筋肉を緊張させてしまいます。

したがって、胸式呼吸は、身体の緊張を生み出し、交感神経を優位にしてしまい、ストレスをより感じやすくなると言うデメリットがあります。

「腹式呼吸」(横隔膜を上下動させながら呼吸)

ゆっくりと深く息を吸い、ゆっくりと深く吐く必要があります。

そのため、肺への負担が少ないだけでなく、自律神経を調節する副交感神経を優位にする働きや、全身の筋肉を弛緩させる働き、そして横隔膜を上下させ、腹圧が変化することによる便通を改善する働きなどがあると言われています。

正しく行えば、インナーマッスルを強化することにより腰痛改善の効果も期待されます。

副交感神経が働くと、リンパ球が増える効果も期待でき、免疫力が高まる作用や、脳で気持ちを落ち着かせるセロトニンの分泌が促され、精神の安定にもつながります。

腹式呼吸はお腹を使って深く呼吸をする方法で、緊張してしまった体をほぐしてくれるため、メリットの方が多く、ほとんどデメリットは無いようです。

デメリットをあげるとすれば、普段胸式呼吸が多い方は特に、腹式呼吸をするのに練習が必要で、難しい…ということがあります。

よく腹式呼吸が良いと聞きますが、どちらにもメリットはありますので、場面によって使い分けられるのが良いですね。

そして、マスクで太るか?ということは、ここで少し想像がつくかと思います。

マスクで太る理由は?

マスクで太る理由は、マスク生活により、気づかない間に呼吸が浅くなり「胸式呼吸」も「腹式呼吸」もできていない状態になり、上に書いた働きがないことを示します。

筋肉が効率的に働かなくなることや、代謝が落ちることで太りやすくなるということがおき、太ってしまうということです。

お顔もマスクをすることによって、表情筋を違う時間が減ってしまい、たるんでしまったり、前よりも大きく見えてしまうというお悩みに繋がってきます。

呼吸が浅いとどうなる?

呼吸の際、胸式呼吸でも、腹式呼吸でもなく、呼吸が浅くなっている方は、どのような症状がでるのか、身体の健康面、美容面含めて書いていきます。

呼吸法チェックのところで書いたように、浅い呼吸が続いているということは、ストレスを受け続けている証拠です。

吸い込んだ空気は、肺から毛細血管に取り込まれ、赤血球が全身の細胞に酸素や栄養を運び、脳や臓器、筋肉などのエネルギーを生成しています。

しかし、呼吸が浅い血管内の空気が不足し、細胞に十分な酸素や栄養が運ばれなくなってしまいます。

そうすると、身体のさまざまな機能が低下し、背骨のゆがみ、肩こり、内臓・肋骨の下垂、肝機能の低下、便秘、呼吸器系疾患、だるさ、頭痛、自律神経失調症などの症状につながってしまいます。

お顔のお悩みで言うと、血管内の空気(酸素や栄養)が少なくなることで、ターンオーバ―の乱れ、肌荒れ、吹き出物、クマ、くすみなど様々な症状として出てきます。

呼吸をチェックして浅いかも?という方は早めに対策をしましょう。

簡単に出来るセルフケアをご紹介しますので参考にしてみてください。

呼吸が浅くならないセルフケアと鍼灸治療

呼吸が浅くならないためには、深くゆったりとお腹で呼吸する「腹式呼吸」が一番です。

腹圧により深さやリズムを整えることができますので、習慣的に行ってみて下さい。

腹式呼吸

  1. 仰向けに寝てゆっくりと息をします
  2. 鼻から深く息を吸い、お腹が膨らむように注意しながら行います
  3. 口から息を吐き、吸う時の倍の時間かけます

これを何度か繰り返しますが、理想は3秒ぐらいでゆっくり息を吸って、6秒ぐらいかけてゆっくり息を吐くというのを毎日5~10分程度です。

息を吐くことに意識を集中して行うと、自然と「腹式呼吸」が出来るようになることが多いと言われています。

毎日が難しい方は、自分の出来る頻度でかまいません。

仰向けに寝ていなくても、日中に深呼吸することも有効ですので、気付いた時に深呼吸するようにしてみて下さい♪

お身体やお顔の悩みに対しては、鍼灸をオススメします。

鍼灸は、人が本来持つ自然治癒力や免疫力を高めことが出来るためとても有効です。

具体的には、鍼灸治療によって、呼吸補助筋の緊張を緩和し、胸郭の可動性が改善浅くなっている呼吸器系にアプローチができる、副交感神経を優位にすることから自律神経の乱れを整える頭痛、めまい、不眠の解消など、呼吸が浅くなることで出てくる症状などの治療ができます。

そしてお顔のお悩みは、によって線維芽細胞(お肌の元になる細胞のこと)を活性化させ、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸など生成を活発にします。

またサイトカイン(免疫系)の活性化により血液やリンパ液の流れも促進されます。

美容灸では、皮膚温を上げ、ヒートショックプロテインを生成させ、肌のバリア機能を高め、美容鍼との相乗効果も見込めます。

具体的には、リフトアップ、シワの改善、歪みを整える、ニキビ・吹き出物、シミ、むくみ、肌荒れ・乾燥の改善などさまざまな効果が挙げられます。

カラダキュアでは、額、頭部、フェイスライン、頬、目周囲…とリフトアップさせながら置鍼していきます。

副交感神経が優位になる鍼の効果の特性により、眠くなるほどリラックスしていただけると思います。

今は、マスク生活が当たり前の世界ですが、生活変化によって出てくるお悩みは様々です。

セルフケアや鍼灸治療で、是非一つでも多くのお悩みを消していきましょう。

美容鍼灸サロン カラダキュアは「真の美しさは健康から」をモットーに鍼灸施術を行っています。

美容鍼灸サロン カラダキュアの詳しいご案内はこちらからどうぞ

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