月の満ち欠けで体調が左右されるって本当?

2021.04.16

 

コロナ禍で在宅ワークにより、季節の移ろいに疎くなってしまったと感じはしませんか?

2020年は春からあっという間の1年で、夏の海も夏を象徴する甲子園も、学校行事である運動会や文化祭、成人式などのすべてが異例づくし。

季節を感じる間もなく、2021年の春がやってきました。

 

緊急事態宣言下で、巣ごもり需要が増えてきてしまった結果、私たちの気持ちまでもが巣ごもりがちになっているのではないかと感じます。

特に理由がないのに、『やる気が起こらない』。

巣ごもりだけが原因と考えているとお思いでしょうか?

実はこれ、『月の満ち欠け』に影響しているかもしれません。

 

人間と自然との間の深い関係

 

東洋医学では、『人間と自然との間に深い関係がある』という考えのもと成り立っています。

月の満ち欠けも、季節の移ろいもすべて人間に影響を及ぼすと考えているのです。

 

人間は生きていくための食べ物も空気も、すべてを自然界に頼っています。

つまり人間の生命活動の源は、天と地からなる大自然であると考えることが出来るでしょう。

 

東洋医学の古典(『素問』六節蔵相論篇 第九)に下記の記述があります。

『天食人以五気、地食人以五味』

訳)天は人を食(やし)なうに五気を以てし、地は人を食(やし)なうに五味を以てす

この古典の意味するところは、人は自然の一部でありながら、またその人の中にもまた自然が存在するということです。

 

自然界では、「あたたかな空気は上に向かい、冷たい空気は下に向かう」という法則がありますね。

人間も同じです。

人間では、上半身はのぼせる傾向にあり、下半身は冷える傾向にあります。

 

自然現象として起こる気象変化も人間の体内で起こる変化(病気・症状)と同じ法則性をもっているのです。

『雨が降りそうだなぁ』と予告のように頭痛がやってくる方がいますよね。

実はこれも東洋医学でいう『自然と人間の関係(天人合一(てんじんごういつ))』から生じる身体の変化なのですよ。

 

ここまでのおはなしで勘の良い方はお気づきでしょう。

そうです。

『月の満ち欠け』も私たち人間の体内と関係しているのです。

特に女性の方が一生のうちに体内変動が男性よりあるため、月の満ち欠けを強く感じられるかもしれませんね。

 

月の満ち欠けってなに?

 

月の満ち欠けは、新月・三日月・満月と呼ばれ、さらに上弦の月・下弦の月と分けて呼ばれることもあります。

なぜ地球から見る月は、このように『満ち欠け』を起こすのでしょうか?

それは月が地球を軸に公転しているから生じることなのです。

 

月に太陽の光が当たるため、私たちは地球から月の形を確認することができます。

しかし、これは太陽の光が当たらない部分は地球から確認することができず、欠けたように見える部分があります。

三日月や半月などの形に月を見ることができるのです。

 

新月から満月を経て新月に戻るまでを1周と考えると、このサイクルは29日半だと考えられます。

これは女性の月経のバイオリズムとも重なります。

女性の月経はおおよそ28日サイクル

美容に詳しい方ならご存知かと思いますが、肌サイクル(ターンオーバーと呼ばれている表皮層で起こる、皮膚の細胞の生まれ変わり周期)も28日サイクルです。
地球に存在する生物が月に満ち欠けに深く関係することが、産卵でさらにうなずける事と思います。

それは、満月の夜に生き物は産卵をすることが多いからです。

もっとも有名なものがウミガメの産卵です。

ウミガメの産卵は大潮になる満月です。

干潮と満潮の差が大きくなるため、孵化した赤ちゃんが海に戻りやすくなるという自然の原理から、産卵の時期が運命的に決まっているようです。

 

人間も満月や新月に出産や死が多いと考えられます。

人間は身体のおおよそ70%が水分で構成されている生き物です。

月の満ち欠けによって潮の満ち引きがあるように、私たちの身体は月からの影響をなんらか受けていることがわかっていただけると思います。

 

古典『黄帝内経』(東洋医学 古代中国の医学書)からも天と地の巡り方の法則があり、1年の間に二十四節気があると考えると、それによって人間の身体は変化し治療方法を変えていく必要があると古典で唱えられています。

 

新月

新月とは、太陽と月が同じ位置になるため、太陽と月が重なり月の光が見えなくなる時です。

身体の中にある不要なものを排泄する力が強くなる時期です。

女性の月経後にあたります。そのため、ため込んだものは身体の外に排出されてスッキリします。

 

この時期を過ぎたら『満月』に向けて準備をすることをおススメします。

『新月』を過ぎると、『気』が巡りはじめます。

元気はつらつとなるため、この時期が一番心身ともに充実しています。

リラックスすることをおススメします。

 

『月の満ち欠け』のサイクルの中でも最も心身の調子が整いやすい時期です。

さらに調子をあげるためにも規則正しい生活を送ることに意識してください。

『気』の巡りが更に良くなるでしょう。

 

満月

月は太陽の光を浴びて、まん丸に見える時期です。

引力も大きくなり、女性では骨盤が開き生理が始まります

引力が大きくなるため、人間の引き込む力も大きくなります。

引き込む力が強いので、身体によい食事を心掛けると良いでしょう。

 

ただし「引き込む力』=「ため込む力」でもあるため、「溜めること」が強くなるので、たとえ「身体にいい食材だから」と言って、食べすぎには要注意です。

むくみやすく太りやすくなる時期でもあることを肝に銘じておきましょうね。

 

新月に向かう時期

生理が終わると骨盤が閉じられる時期ともなり、エストロゲンの分泌が増加します。

エストロゲンの分泌が増加することによって、肌のツヤや身体の調子が整う時期です。

 

満月によって『気』が充実してはいるものの、すでに『気』が充実したピークは過ぎてきているため『気』の補充は必要となります。

そのため、この時期はゆっくりと休息をとりながら、回復をさせることが望ましいです。

 

『新月』に近づくほど、『気』の不足は増していきますので、無理は禁物です。

食事と睡眠『気』をしっかりと補充しましょう。

できれば日付がかわる前には就寝し、滋養のあるもの(山芋・豚肉)をお食事に取り入れてみるなど工夫をしてください。

 

『気』の不足とともに排出の時期でもあります。

吹き出物ができやすくなったり、排出がスムーズに行えない場合などは、お通じが滞ったりするものです。

まずは目覚めの一杯の白湯を実践しましょう。

身体の老廃物の排出を白湯で促します。

起床後の白湯をオススメします。

 

月の満ち欠けによって、身体がデトックスの時期を迎えたり、元気はつらつとする時期を迎えます。

溜めこみ期に許容量以上の量を溜めこんでしまうと、デトックス期にスムーズな排出が行えなかったり、排出ができないことの障害が起こります。

すると本来は排出すべきものが身体の中に滞留したままとなるため、お肌では吹き出物くすみ、お身体では筋肉疲労コリが生じ、人によっては頭痛がおこります。

 

鍼灸治療

 

東洋医学である鍼灸治療は、お困りの症状にフォーカスするのではなく、心身を総合的に診ていきます。

そのため上述した古典『黄帝内経』(東洋医学 古代中国の医学書)でもあるように、季節や感情、ライフスタイルなど、その方の全体像から今感じている不調の根源を探っていくため、この『月の満ち欠け』も鍼灸治療にとっては大事なピースとなります。

 

「最近なんだか、体調がすぐれない」とお感じの方は、是非一度鍼灸治療を受けてみてはいかがでしょうか?

自然からの影響を受ける身体の変化に耳を傾けることで、よりご自身の身体の変化に敏感になれるでしょう。

内なる美を目指し、鍼灸のある暮らしを私どもはご提案させていただきます。

 

 

 

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