マスク生活になり、口元は見えないから…と油断をしていると、知らず知らずのうちに手遅れになってしまいます。
唇のお悩みは、年齢が若いほうが唇の皮がむけやすく、子供から30代頃に乾燥、40代以降は、くすみ、黒ずみなどの色が暗くなる、ふっくら感がなくなる、輪郭がぼやける…などのお悩みが多くなる傾向にあるそうです。
今回は、そんな乾燥、くすみ、黒ずみ、シワなどのお悩みも多い「くちびる」について書いていきます。
唇(くちびる)とお肌の違い
唇は、お肌に比べて、外的刺激から守るバリア機能と保水機能を果たしているセラミドという物質がとても少なく、セラミドが存在する角質層自体が肌に比べて約3分の1の薄さしかありません。
そのため頬に比べて5倍もの速いペースで乾燥すると言われており、紫外線やマスクのこすれにもとても弱いです。
その上、皮脂腺と汗腺もほとんどなく、水分を保持するための皮脂膜が作れないため、唇はとても荒れやすいのです。
しかし、肌と違ってターンオーバーのサイクルが3~5日程ととても短いです。
荒れてしまってもきちんとケアすると比較的早く効果が出てきてくれるという特徴があります。
唇が荒れやすい方の特徴
当てはまるものが多ければ多いほど、より入念にケア、対策を意識してください。
- 唇をなめる癖がある
- 皮むけがあると剝いてしまう
- 辛い物をよく食べる
- 口紅を付けている時間が長い
- 外回りや野外で行う仕事が多い
- 日中の長い時間、冷暖房の直撃(車移動含め)
唇荒れ・乾燥の原因
唇のカサカサや乾燥荒れ、主に「乾燥」と言うと、多くの方は冬に起こるイメージがあると思います。
もちろん冬は乾燥しやすいですが、イメージがあまりない夏場にも強敵がいます。
それは、紫外線と冷房です。
これは、1年通して言えることでもあり、紫外線は夏場の方が強いだけで年中降り注いでいますし、冬場は暖房の乾燥もあります。
上記で説明しましたが、唇はバリア機能が低くとてもデリケートです。
紫外線のダメージを受けてしまうと、乾燥して皮むけの原因にもなり、くすみやシワになることもあります。
皆さんご存知の通り、冷暖房は空気をとても乾燥させますので、普段外の紫外線に当たる機会が少ないから大丈夫と油断をしていると、冷暖房の効いた室内で唇が乾燥してしまうのです。
冬場はもちろんのこと、夏場も乾燥対策を怠らないようにしてくださいね♪
唇荒れ・乾燥対策とケア
マスク生活が当たり前になった今、外を歩くときはマスクをしているからと唇はなにも塗っていないという方、多いのではないでしょうか?
紫外線はマスクでは防ぎきれません。
お肌も同じですが、マスクをしている箇所でも日焼け止めやUVカットのリップクリームなどをしっかり塗り対策しましょう。
紫外線対策のリップクリームは乾燥しやすいものもあるので、保湿用リップクリームを塗ってからがオススメです。
もし唇の皮むけが、すでにおこっている状態であれば、低刺激の炎症を抑える薬用リップクリームを選ぶと良いです。
リップクリームは、無意識のうちに唇をなめたり、噛んだり、食事や飲みものを飲む際などで落ちてしまいます。
外中関係なくどこにいても、こまめにリップクリームを塗って乾燥、紫外線対策を行いましょう。
マスク生活で口紅を塗る機会が減ったのに乾燥する…という方はこの紫外線が原因かもしれません。
女性の場合、生理の時により乾燥しやすいので、意識して保湿してくださいね。
もし、マスクをする際リップクリームを塗ると、ベタついてマスクにつくので嫌だ…と思う方は、黒マスクがオススメです。
白色のマスクより黒色のマスク、あるいはグレーやネイビーなどのなるべく濃い色のマスクの方が紫外線カットには適しているそうです。
もちろん白色でも覆っている以上マスクをつけていない時よりは、紫外線カットされていますが、より紫外線カットしたい場合は黒色のマスクをオススメします。
冬など特に空気が乾燥する時期には、加湿器などで湿度調整することも忘れないようにしてください。
唇のくすみ・黒ずみ・シワの原因
くすみ、黒ずみ、シワは、今出てきていた紫外線も原因の一つです。
※紫外線、UVケアについてはコチラのブログをご覧ください
他には、マスクによる擦れ、下地のリップクリームを塗らずに口紅を付けている、血行不良やストレス、ペンシルタイプの口紅で唇の輪郭を強く書いている場合、クレンジングできちんと落としきれていない口紅や汚れの色素沈着などがあります。
一番大きい原因は、落としきれていない場合や擦れによる色素沈着です。
口紅などが落としきれていない事で色素沈着の原因にもなりますが、落とそうとしてゴシゴシして摩擦を起こしてしまっても黒ずみの原因になりますので、優しくクルクルと洗い流すようにしましょう。
ティントタイプの口紅で落ちにくい場合は、専用のリムーバーなどであくまでも擦らないように落とすことをオススメします。
唇のくすみ・黒ずみ・シワの対策・ケア
擦らないことや皮を剝がさないこと(刺激を少なくする)、紫外線対策が大切というのは今読んでいただいたところでもお分かりいただけたと思います。
ターンオーバーが乱れている場合、古い角質を取り除くためスクラブリップを使用しても良いと思いますが、刺激が強いので、やりすぎには注意してください。
血行不良の場合は、お顔に流れる血液量を上げる必要があり、胃腸の不調が唇に出るとも言われているので、繋がっている胃腸を整えてあげることや、ホルモンバランス調整などがオススメです。
これは、根本である原因を取り除く必要があり、そんな内側からの根本治療が得意なのは鍼灸です。
カラダキュアでは、お身体の治療はもちろん、お顔だけのコースでも、首肩の調整をするため、首肩コリのせいで血液自体が少なくなってしまっているお顔に、流れてくる血液量をアップさせることができます。
そして、美容鍼や美容灸によってよりお顔全体の血行促進ができます。
脈診や腹診などで、一人一人のお身体の内側の不調を診て治療もしていきますので、胃腸の調子を整えたり、ホルモンバランス調整も得意です。
お気軽にご相談ください♪
カラダキュアで直接アプローチできるメニュー
上記でありますように、根本治療としてアプローチするメニューは、たくさんあり一人一人原因によっても変わってきますので、唇で何かお悩みがある場合はお気軽にご相談ください。
唇に直接アプローチ出来るものとしたら、カラダキュアで人気の炭酸ジェルパックです。
(コチラは販売しているものですが、メニューとしても追加オプションで行うことができます。)
この炭酸ジェルパックの効果は、保湿力アップだけでなく、ハリ弾力アップ、酸素供給量アップ、血流促進、くすみ・クマ改善(トーンアップ)、毛穴の開き・黒ずみを解消(洗浄効果)、ニキビ・吹き出物の解消、シワ改善など様々な効果が期待でき、もちろん唇にものせていくことができますので、様々な効果が期待できます。
詳しくはコチラのブログの最後にまとめてあります。
まだご覧になられていないようでしたら是非ご一読ください。
唇の簡単ケアと気を付けること
簡単に出来るケア方法としては、バームやワセリンなど塗り、ラップでパックし、濡らしたホットタオルで蒸すケアです。
ホットタオルをあてて血流の促進もでき、保湿されるケアですが、時間は3~5分ほどで十分と簡単です。
やればやるほど効果的というわけではないので気になるときの集中ケア、もしくは1日1回などの頻度で試してみて下さい。
今は市販で、唇専用のリップパックも売っていますので、集中保湿するのに良いかもしれません。
必ず行って欲しい大切な注意点は、
- 乾燥しているからと唇をなめない・噛まない・剥がさない
- 刺激を抑え優しく汚れを落とす
- 口紅をつけている時間を減らす(帰ったら早めにオフする)
- リップクリームはクルクル塗るか・縦方向に塗る、紫外線対策する
です。
マスクで隠れている今、油断せずにきちんとケアして、乾燥対策、紫外線対策して、理想の唇を手に入れましょう。
美容鍼灸サロン カラダキュアは「真の美しさは健康から」をモットーに鍼灸施術を行っています。