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レチノールで顔の「皮むけ」「赤み」は効果が出ている証拠なの? ~気になるA反応と美容鍼~

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少し前から話題になることが増えたレチノールですが、正しく使うことがお悩み解消への近道となります。

目次

レチノールって?

レチノールとはビタミンAの一種です。

必須栄養素の1つである脂溶性ビタミンに分類されます。

レチノールの作用として、細胞成長の促進細胞分裂の活性化を促すことが分かっています。

皮膚においてレチノールは、「レチノール」→「レチナール」→「トレチノイン」と酸化し、最終的に「トレチノイン」として効果を発揮します。

また、欧米の皮膚科領域では40年以上前からニキビの治療薬としても認可され、広く使用されています。

さらに、表皮ヒアルロン酸の産生を促進することで皮膚水分量が増加します。

このメカニズムによりレチノールには「抗シワ作用」が認められています。

(2021年資生堂グローバルイノベーションセンターの研究報告より)

肌への影響

上記のことから、レチノールを使用することでターンオーバーの正常化表皮ヒアルロン酸の産生肌の水分量の増加抗シワ作用が期待できます。

これら嬉しい効果ばかりのレチノールですが、唯一皮膚への刺激性が不安定な部分があります。

レチノール(ビタミンA)を使った時に出るとされている、通称「A反応」はご存じでしょうか?

レチノールを含むスキンケア商品を肌に塗ることによって、皮むけや赤みが出る反応のことを指します。

特にクリニックで処方されるものは濃度の高いものが多いため、このA反応が起こりやすいと言われています。

そして肌の保有しているビタミンAが少なければ、少ないほどこの反応は強く現れます

この時期の肌はかなり敏感で、刺激に弱いので皮膚科医の先生の指導のもと使用していくことが大切です。

また、市販のものを使ってケアを始める場合は低濃度のものから選び、徐々に濃度を上げていくことで肌の中にレチノール受容体が増え、副作用が起こりにくくなります。

自己判断で皮むけや赤みが起こるものを使用し続けることは、オススメできません。

効果を発揮するために必要な濃度は、0.01〜0.1%と考えられているのでこの濃度以上の製品で試してみるのが良さそうです。

美容鍼と同時併用はできる?

美容鍼との併用は可能です。

美容鍼もターンオーバーを整え正常化を図り、肌の中のヒアルロン酸やコラーゲン、エラスチンの生成を促進していくものです。

レチノール使用中に、あまりにも肌の炎症が激しい場合のみ時間を置いた方がよいですが、基本的には問題ありません。

「正しい使い方で肌に良い成分を使用×自分の肌の働きをレベルアップさせる美容鍼」を取り入れてみてはいかがでしょうか。

美容鍼の効果も、一段と実感できそうです。

美容鍼灸サロン カラダキュアは「真の美しさは健康から」をモットーに鍼灸施術を行っています。

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