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女性の身体で働く男性ホルモンについて

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女性の身体にも男性ホルモンが分泌されていることは、みなさんご存じかと思います。

私って男性ホルモンが多いのかも?」
「女性ホルモンが減ると男性ホルモンが増えるの?」
「閉経後や更年期中はどうなの?

など、疑問に思ったこともあるかもしれません。
知っているようで、よく知らない部分も多いのではないでしょうか。

ということで、今回は女性の身体で働く男性ホルモンについて書いていこうと思います。

目次

性ホルモンとは

性腺から分泌されるホルモンで、生殖器の発達や機能の維持、第二性徴に現れる男女の違いを作っています。
女性は卵巣、男性は精巣、そして男女とも副腎皮質から分泌されています。

男性ホルモン

一般的に男性ホルモンといわれているものは「アンドロゲン」ですがアンドロゲンにも種類があります。
アンドロゲンの殆どがテストステロンと呼ばれるもので、男性ホルモン=アンドロゲン≒テストステロンということになります。

女性の身体での男性ホルモンの働き

男性ホルモンの働きとしては、筋骨格系の発育、脂肪燃焼の活性、前向きな思考、チャレンジする意欲、性機能向上などです。
筋肉を維持、筋力の向上は想像通りの働きだと思いますが、思考や性格にまで関係していることは意外だったのではないでしょうか。

また、年齢による分泌量の変化は女性ホルモンほどの変動はなく、40代あたりでゆるやかに減少するようです。
女性の身体に存在する男性ホルモンは、男性の5%~10%が基準値となっています。
これより少なすぎても上記の働きが低下し、身体に支障をきたします。

もちろん基準値よりも男性ホルモンが多い場合も、女性の身体にとっては良くありません。

不妊との関わり

不妊の原因の1つであるPCOS(多嚢胞性卵巣症候群)は男性ホルモンの値が高いことで引き起こされます。

PCOSについてはこちら
子宮の働きと代表的な病気②

不妊治療・妊活についてはこちらの記事に詳しく書いてあるのでチェックしてみてください。
不妊治療、妊活&妊婦さんに対しての鍼灸治療について

ホルモンバランスを整えるために大切なこと

①自律神経の乱れを整える
②ストレスを減らす
③コレステロール値を上げない

これらを意識して生活して、自分の身体と上手く付き合っていきましょう。

また、男性化が顕著に表れている場合はPCOSの他にも卵巣や副腎の腫瘍が原因の場合もありますので、思い当たる方は専門の医療機関に相談してみてください。

私生活が忙しくて自分でのメンテナンスが充分でない方は、鍼灸治療で自律神経を整えたり、ストレスケアをしたりすることも可能です。
自分を労わって健康に毎日を過ごしていきましょう。

美容鍼灸サロン カラダキュアの詳しいご案内はこちらからどうぞ

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