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「トラネキサム酸」と「肝斑」について

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肝斑の治療にはトラネキサム酸が使われているのをご存知でしょうか?
今回は肝斑とトラネキサム酸の関わりについて書いていきたいと思います。

目次

「肝斑」とは

まず、以前のブログでも書いてありますが、「肝斑」について少しおさらいしましょう!
あなたのシミはどのタイプ?①

「肝斑」30代~40代の女性に現れやすいシミで、左右対称に現れ、比較的大きく境界が不明瞭であることが特徴です。
原因は女性ホルモンバランスの乱れによるもので、妊娠中や経口避妊薬を服用している方は悪化しやすく、閉経後は軽減・消失すると言われています。

「トラネキサム酸」とは

トラネキサム酸アミノ酸の一種であり、タンパク質を構成する成分の一つで、“プラスミン”という物質の働きを抑えるという効果があります。
また他にも、炎症を抑える効果もある為、喉の痛みや口内炎の治療などにも使用されています。

※経口避妊薬を服用している方のトラネキサム酸の常用は、血栓のリスクが高まると言われている為、注意が必要です。
薬剤師さん、医師と相談してからの服用をお勧めします。

“プラスミン”の働きを抑えると肝斑が改善する?

プラスミンとは、たんぱく質分解酵素と言われ、身体の中の血栓を分解する役割があります。
その他に、プラスミンはメラノサイト活性化因子とも呼ばれ、刺激によりプラスミンが発生し、メラノサイトに影響を与え、メラニンの産生が促されます。
これによりメラニンが増え、シミ・肝斑の原因に繋がります。

トラネキサム酸を使用することで、プラスミンの働きを抑え、シミ・肝斑の予防、改善が見込まれることから、「肝斑」の治療にトラネキサム酸が処方されるようになりました。

「肝斑」の治療にはどんな方法がある?

  • トラネキサム酸の服用
  • ビタミンCが含まれたサプリメントの服用
  • 塗り薬(ハイドロキノンやトレチノインなど)
  • 美容鍼
  • レーザー治療
  • ポテンツァ※
    ※マイクロニードルという鍼を肌に刺し、ラジオ波を当てる、薬剤を直接皮膚に届ける

などがあります。

美容鍼で効果は出る?

まず乱れたターンオーバーを整え、シミの原因を排出することからスタートする為、効果が出るまでに時間がかかります。
ですが、定期的・継続的に美容鍼を続けて頂くと効果が期待できます。

また、身体の鍼灸治療でホルモンバランスを整え、肝斑軽減の手助けをすることもでき、更に、トラネキサム酸やビタミンCなどのサプリメントを併用していただくとより効果が出やすくなります。

肝斑やシミでお悩みの方は、是非一度、美容鍼灸を受けてみて下さい!

美容鍼灸サロン カラダキュアは「真の美しさは健康から」をモットーに鍼灸施術を行っています。

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