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女性の大敵!むくみについて

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今回は、

女性の多くの方が悩んでいる「むくみ」について書いていきたいと思います。

夕方になると足がむくむ…、朝起きたら顔がむくんでいる…ということは良くありませんか?

むくみを知って、むくみを少しでも軽減していけるようにしましょう!

目次

◇むくみの仕組みとは?

まずは、むくみの仕組みについて。

むくみはなぜ起こるのでしょうか。

体内の水分バランスが崩れることにより、細胞と細胞の間、皮膚と皮下組織の間に水分があふれ溜まってしまうことでむくみが発生します。

水分のバランスが乱れる原因、むくみが起こる原因を挙げていきます。

むくみが起こる原因

①冷え

血液やリンパ液の流れが悪くなり、筋肉の柔軟性がなくなる。

全身の循環が悪くなることによりむくみが発生。

②筋肉の低下

通常筋肉のポンプ機能により、血液やリンパ液が流れていきます。筋肉が低下することにより、ポンプ機能も共に低下しむくみが発生。

③長時間の同じ姿勢

筋肉が動かされない状態。

同じくポンプ機能低下によりむくみ発生。

④圧迫下着など

長い間、身体を圧迫し続けることで血流が悪くなり、血管から水分が溢れてしまう。

⑤塩分の取りすぎ

塩分が多いと、身体に水分をとどめておく機能が働くため、水分量が増加する。

塩分の多い食事(外食や加工品など)が原因。

水分量の増加によってむくみが発生。

⑥骨格のゆがみ

骨格が歪んでいると、身体全体の代謝が悪くなり、血液やリンパ液の循環が悪くなり、むくみが発生する。

⑦水分不足

摂取する水分量が少ないと、身体が水分量を減らさないように働き尿量の減少などが見られます。

その働きの中で水分を摂取すると、排出ができずむくみに繋がります。

⑧アルコール

アルコールを摂取すると、血管が広がりやすくなり、水分がうまく吸収できなくなることによりむくみが発生する。

⑨疾患によるむくみ

心臓や肝臓、腎臓の疾患、ホルモン異常の疾患によりむくみが発生。

東洋医学的な原因

東洋医学的な原因としては、

・肺虚(はいきょ)
肺には宣発・粛降という機能があり、それによって水分を体に巡らせています。ですがその機能が落ちることにより水分のめぐりが悪くなりむくみが発生します。
※肺虚は、風邪をひきやすい人、アレルギー(アトピーなど)がある人、皮膚が弱い人、喘息持ちの人などに多いです。

・腎虚(じんきょ)
腎には主水という機能があり、全身の水分の調整を行っています。この機能が落ちることによって水分の代謝ができず、むくみが発生します。
※腎虚は、腰が痛くなりやすい人、冷えやすい人(足や腹部、腰回り)、髪の毛が元気ない人、冬が苦手な人などに多いです。

・水毒(すいどく)
水毒とは、身体に不要な水分が溜まってしまう状態。水分の代謝が何らかの原因で滞ることにより、必要なところに水分が行かず、不要な場所に溜まり、水分のバランスがおかしくなっている状態。

など上に挙げた原因が考えられます。
いかがでしょうか、生活の中で無意識に上に挙げた原因を行ってしまってはいないですか?

また、当てはまることは多くなかったですか?
健康診断などで、心臓や肝臓、腎臓の数値が悪いなど指摘されたことがある方でむくみが酷い場合は、医師に相談してみてください。

◇むくみ防止のためにできることは?

次に、普段心がけると良いことを挙げていきたいと思います。

原因① 冷え … お風呂をシャワーだけで済まさず、湯船につかる。
※浸かる時間がない場合は、関節部(肘、膝、肩など)に15秒間熱めのシャワーを当てる。冷たい飲み物は控える。
夏などの暑い時期でも、靴下を履く。(くるぶしまで隠れるもの)
身体を内側から温める作用のあるものを食べる。(ショウガなど)

原因② 筋力の低下 … 散歩やランニングなどに定期的に行く。
筋トレを行う。(2日ほど間隔空けても良い)
ふくらはぎなどの大きい筋肉へマッサージ行う、またストレッチを行う。(ふくらはぎ、太もも、背中の筋肉など)

原因③ 長時間の同じ姿勢 … デスクワークの人は、キリが良いところで動くように心がける。(立ち上がって肩を回す、膝の屈伸などする。)
※関節部分を動かすと血流が良くなるため。
家に帰ってから、緊張している身体をほぐすようにストレッチを行う。緊張を残さない。

原因④ 圧迫下着など … 圧迫下着は、むくみに良いこともありますが、長時間つけすぎてしまう血液の流れを止めることになるので、寝るときだけなど時間を決めてつける。

原因⑤ 塩分の取りすぎ … 普段の食事で塩分の多いものは控えるようにする。
食べるときは、水分補給をしっかり行う。

原因⑥ 骨格のゆがみ …  足などを組むのはやめる。(骨盤のゆがみ防止)
姿勢を崩さないよう、気付いたときに正す。

原因⑦ 水分不足 …    その人の体重にもよりますが、一日1.5‐2.0リットルの水分補給が必要といわれています。気づいたときにしっかり飲むのを心がけましょう。コーヒーやお茶などカフェインの多いものでは水分補給にならないため注意です。

原因⑧ アルコール … もちろん飲みすぎないことが一番の対策です。
お酒を飲んだ量と同じ量の水分をとる必要があると言われています。お酒を飲んだ後はしっかり水分をとりましょう。

原因⑨は、しっかりと医療機関で治療を受けてください。

◇おすすめのマッサージ法

私も、毎日のように象のように足がむくみます…。

ここで私が効果あると実感したおすすめのマッサージ法を書いていきたいと思います!

足のマッサージ編

※お風呂上り、または浴槽内、身体が温まっている状態で行ってください。

  • 足の指と指の間を一本一本広げます。
  • 指と指の間に手の中指を入れて回しながら指と指の間を広げます。(はじめは少し痛いです。)
  • 指の曲げ伸ばしを手を使って曲がるところまで行います。
  • 足首を内・外回し10回ずつ行います。
  • ふくらはぎの裏、内側、表側を手の親指を使ってほぐします。
  • 太もももふくらはぎ同様にほぐします。
    ※裏側はやりにくいため何か器具を使うとやりやすいです。
  • 反対足も同じように行ってください。

足の指は、普段なかなか動かさないため、血流が悪くなりやすいです。
これを行うことで足の血流が良くなりむくみ改善、冷えも改善されます。

顔のマッサージ編

※摩擦防止のためクリームを使って下さい。

  • 鎖骨の上を、人差し指、中指、薬指、小指を使って痛みを感じるくらい押していきます。(内から外に三点くらい)
  • 首の後ろを両親指で指圧します。
  • 鼻の横を探ると痛みがある場所があります、そこを少し強めに押します。
  • 頬にある「咬筋」という噛む動作をすると膨隆するところを刺激します。手をグーにして骨の出っ張った部分を使って少し強めにほぐします。
  • 側頭筋というリフトアップに効果があり、血流をよくすることもできる部分を三本の指を使ってほぐします。(側頭筋は耳のこぶし一個分のところにあり、噛みしめると盛り上がります。)

お顔のマッサージでは、滞りやすい場所の刺激と、血流を良くするためにほぐしておきたい筋肉が刺激できるようになっています。
特に鎖骨部分は老廃物を最終処理してくれるのでしっかりほぐすことが大切です。

自分では加減しがちですが、痛みを感じるくらいマッサージをするとよりスッキリします!

ぜひ時間があるときに、お肌を傷つけないように注意しながら試してみてください♪

◇むくみに対しての鍼灸治療

むくみは、鍼灸治療でもしっかり改善していくことができます。

まず、鍼を使い、筋の緊張を緩和し血流を良くしていきます。また筋力低下を予防します。
そして、お灸を使い、温熱刺激を体に与え冷えなどを改善していきます。

また、東洋医学的原因で挙げた、「肺虚」「腎虚」「水毒」を、かかわりの深い経穴(ツボ)に鍼灸治療を行うことで改善していきます。

むくみでお困りの方は、ぜひ鍼灸治療も試してみて下さい!

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