セルフケアで使えるツボ紹介① ~経穴と経絡の効果・特効穴~

2021.09.17

 

鍼灸治療をなさったことがある方はもちろんですが、東洋医学、鍼灸治療とあまり関わりをもっていない方でも、今やほとんどの方は「ツボ」を聞いたことがあり、ご存知だと思います。

皆さんも、テレビなどでツボを紹介していることを見かけたことがあるのではないでしょうか。

 

今回は、そんなツボの機能、効果など簡単に説明し、セルフケアで使えるツボをご紹介していきます。

カラダキュアブログでは、経穴(ツボ)や経絡(ツボの流れ)について何度か出てきているので、よく読んでくださっている方は、重複する部分やご存知の内容もあるかもしれませんが、是非このブログで復習してみて下さい♪

 

経穴(ツボ)と経絡とは?

簡単に説明すると、人体には、世界保健機関(WHO)によって決められたものだけでも361の「経穴」があります。

その経穴と経穴を結ぶライン、流れのことを「経絡」と言います。

経絡は、気と血の通路のことで、身体の隅々を巡り組織や器官に気と血を行き渡らせ、沢山の機能を調節しています。

経穴は、その経絡上で起こる変調の反応がでやすい場所、治療点です。

 

身体の中に、地下鉄が走っていると想像していただくと、分かりやすいと思いますが、地下鉄には様々な路線があるように、身体にも様々な経絡という路線があります。

そして、地上に出るための駅があるのと同じく、それぞれ身体の外(体表)と内(五臓六腑)をつないでいる経穴があるといったイメージです。

 

経絡の働き

上で書いた通り、経絡は気と血の通路であり、身体の内(五臓六腑)と外(体表)を結ぶ働きをしています。

気と血は、経絡を通り臓腑、筋肉、組織、皮膚などの身体を循環し、栄養を与えている為、各臓腑に変調が現れる時の反応は、その経絡上に現れることが多いです。

そのため、身体の内外を結ぶ経絡により、内部の臓器の異常を把握することができ、鍼灸治療では、その経絡と経穴をつかって治療をすることが可能です。

臓腑の変調だけでなく、経絡全体の流れが滞ることでも、その経絡上の体表面のコリや痛みなど、様々なお悩みに繋がるため、経穴を使って経絡に刺激をいれ、滞りを取り、血流、気の巡りの促進をすることで疲れを癒す、バランスを整えるなどの働きがあります。

 

ボを刺激すると起る反応・効果

ツボを刺激すると言っても、指やボールペンなどを使って自分で押したり、鍼やお灸で刺激したりと方法は様々です。

もちろんそれぞれの特有の効果がありますが、身体は、刺激を与えるとその部位を守ろうとしたり、逆に興奮状態にあるものを鎮静化する働き(恒常性機能)があります。

ツボを刺激するのも同じです。

 

例えば、皆さんも一度は経験しているであろう、咳きこんでいる人の背中をさすると咳が治まる、どこかにぶつけた際にその場所をさすると痛みが落ち着くなどです。

内臓と身体の表面はつながっていて、身体の表面から内側の内臓などの調子を良くするなどの効果が得られるということです。

鍼治療でなぜ痛みが緩和されるのか、痛みが消える理由はコチラのブログにあります。

鍼治療は何故効くのか ~痛みが消える理由~

 

ツボ紹介

ここまで簡単にではありますが、経絡、経穴について書いてきました。

そして、ここからは実際に皆さんが使えるツボをご紹介していきたいと思います。

 

指やボールペンで刺激しても良いですし、カラダキュアでも販売していますが、セルフケアで簡単に使えるタイプのお灸などを置くのも効果的です。

ツボの場所は、基本決まっていますが、人それぞれ少しずつ違います。

その近くの場所で、押したとき痛気持ちよいところ、硬結(硬いところ)を探してみて下さい♪

※今回ご紹介するツボは、あくまで特効穴で、鍼灸師はもっと多くの事柄を参考にして選穴しています。

 

腕、脚のツボ

 

【曲池】

 

<場所>

肘を曲げたときにできるシワの外端(親指側)

<効果>

大腸経という経絡に属し、その名の通り消化器系にも効果的です。

腕から顔まで流れている経絡上のツボの為、上半身の血行促進(血流が良くなり代謝が上がり免疫力もアップ)し、お顔の肌トラブル、腕や肘の痛みにも効果的です。

<適応症状>

肌荒れ、吹き出物、肩こり、頭痛、腕の疲れ、テニス肘、腱鞘炎、消化器系など

 

【合谷】

 

<場所>

手の甲で、親指と人差し指の骨をたどって止まる(骨が合流する)ところ

<効果>

万能のツボと呼ばれる有名なツボで、ストレスによる自律神経の乱れを整える、痛み全般に効き、特に歯の痛みに効果的です。

<適応症状>

疲労、倦怠感、肩こり、首のコリ、眼精疲労、頭痛、歯の痛み、ストレス、かぜ症状など

 

【足三里】

 

<場所>

膝蓋骨(膝のお皿)のすぐ下の外側のくぼみから、指四本分下の脛の外側(つま先を上げたときに力が入る筋肉上)

<効果>

俳人、松尾芭蕉が旅による足の疲れを取るため、足三里にお灸をすえていたことで有名なツボです。

胃経という経絡に属しているため、足の疲れ以外にも胃腸症状や内臓系にも効果的です。

<適応症状>

胃腸の不調、夏バテ、食欲不振、足の疲れ、むくみなど

 

【三陰交】

 

<場所>

内果(足の内くるぶしの骨)から指4本分上で、脛のすぐキワ

<効果>

肝、腎、脾の3つの経絡が交わっている場所です。

※東洋医学で「肝」は、筋肉や血液をつかさどり、「腎」は水分代謝の調節や生命力の根源とされ、「脾」は食べたものから栄養を吸収し、体に補給する消化に重要な働きをしています。

そのため、血流促進(肝経)、水の流れの改善(腎経)、消化器系(脾経)の便秘や下痢のほか、冷え、むくみ、婦人科系の生理痛や月経不順にも効果があります。

<適応症状>

冷え、むくみ、生理痛等の婦人科系疾患、消化器系の不調など

 

お顔、頭のツボ

【太陽】

 

<場所>

目尻と眉尻を結んだラインの真ん中から、親指の幅後ろ

(太陽と目尻、眉尻を結んだとき正三角形になるイメージ)

<適応症状>

眼精疲労、目のむくみ、クマ、肩こりからくる緊張性頭痛など

 

【四白】

 

<場所>

瞳孔と同じライン、目の下から親指の幅ほど下がって凹んでいるところ

<適応症状>

クマ、かすみ・充血など目の諸症状、シミ、顔のむくみなど

 

【頬車】

 

<場所>

耳の下あたりで下顎の角(エラ)から指一本内側(お顔中心側)

<適応症状>

噛みしめ、歯ぎしり、フェイスラインのたるみ、むくみ、顎関節症、顔面神経麻痺など

 

【迎香】

 

<場所>

小鼻の両脇のくぼみ

<適応症状>

花粉症の鼻症状、アレルギー性鼻炎、鼻づまり、ほうれい線、頬のたるみなど

 

【攅竹】

 

<場所>

眉頭の少し凹んだくぼみ

<適応症状>

目の疲れ、ドライアイ、眉間のシワ、顔のむくみ、鼻炎など

 

【角孫】

 

<場所>

耳尖(耳の一番高いところ)の上、側頭部の生え際

<適応症状>

フェイスラインのたるみ、目の疲労、充血、歯痛、頭部とうなじのこわばり、顔のむくみなど

 

【百会】

 

<場所>

頭頂部で両耳を結んだラインの真ん中

<適応症状>

頭重感、眼精疲労、耳鳴り、めまい、不眠、精神不安定、自律神経の乱れなど

 

※ツボの場所は、教科書通りではなく、わかりやすく書いたものです。

 

さいごに

ツボ押し、また鍼灸は副作用がないのが特徴でもあります。

体の不調があるけれど、薬は飲みたくない、忙しくて時間がないという方は、まさにツボ押しでのセルフケアがオススメです。

お体の不調に耳を傾け、いつでもどこでもできるツボ押しを、是非やってみて下さい。

 

そして、今回ツボについてお話してきましたが、そんなツボを使って、お体の根本から治していくのが鍼灸でもあります。

興味のある方は、ツボ押しだけでなく、是非そのお悩みに鍼灸を取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

カラダキュアでは、脈診や腹診を行ったり、その日のお体の状態を診てしっかり問診をして、患者さんの症状が、少しでも良くなるように治療を行っていますので、不安なことや小さなお悩みでも、お気軽にご相談ください。

 

 

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