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化粧品は「奥まで浸透」しない?スキンケアよりインナーケア◎

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スキンケア化粧品について、大前提知っておいて欲しいこと、みなさんはどれくらいご存じでしょうか?
あまり深く考えずに買っていたスキンケア化粧品が、いつのまにか肌悩みとともに高額になっていく化粧品代、どうしたらよいの?という疑問に対し、このブログがヒントになれば嬉しいです。

目次

よく聞く「奥」まで浸透とはどこのこと?

スキンケア化粧品を選ぶ時、成分表を見て買っている人もいれば、成分表を見ても良くわからないから宣伝文句を見たり、人気のものを選んだりするという人も多いかと思います。

そんなスキンケア化粧品を選ぶ時に良く目に入ってくるのが「肌の奥深くまで浸透する!」などの広告です。
CMでもよく見聞きする、この奥まで浸透とはいったいどこにあるのでしょうか?

答えは「角質層」です。
奥深くの角質まで届くと言われると、凄くよさそうな気がしてしまいますよね。
では、この角質層はどこにありどのくらい深いのかです。

角質層って実はとても薄い!

まず、お肌の構造をおさらいしつつ、角質層のお話をしていきます。
お肌は3層からなり、外側から表皮層真皮層皮下組織層で構成されています。
1番外側である表皮層はさらに4層からなり、内側の基底層から細胞分裂を繰返し、新しい皮膚が作られ有棘層顆粒層角質層と順番に外側に押し出されるように排出されていきます。

これがターンオーバーと呼ばれる肌の生まれ変わりサイクルです。
奥深く浸透すると言われている「奥」の正体「角質層」は、お肌の一番外側にあります。
厚さでいえば0.02mm程で、食用ラップくらいの厚さでかなり薄い層です。

とっても薄い層ですが、角質層は、外部刺激から守る内側の水分の蒸発を防ぐなど大切な働きをしています。
薄い層とはいっても簡単に侵入できてしてしまったら、それこそプールや海に入るだけで感染症に、色のついた入浴剤で湯船に入ったらアバターみたいに染まってしまいます。
もちろん、そんなことが無いように身体は作られていますから、0.02mmの薄さでも、セラミド(主に角質層にある保湿に富んだ成分)などが細胞の間を埋め尽くすように存在して、簡単には侵入できないようにしています。

浸透しやすい分子量の小さいものが良いとは限らない?

薄い角質層にも浸透するモノ、しないモノがあります。
比較的、分子量の小さいボルタレン(塗り薬)などは、浸透し症状の緩和する効果が期待できます。
その他に浸透するためには、分子量の大きさだけでなく、水溶性か脂溶性かも関係してきます。

何でもかんでも浸透すれば良いというわけでもなく、浸透しにくいモノが適している場合もありますので、何を目的にしているかが重要です。

ヒアルロン酸で例えると、高分子ヒアルロン酸は、分子量が大きいため浸透はしにくいですが、肌表面で水分を抱え込み、潤いをキープします。肌を守り、角質層内部の水分蒸発も防ぎます。
低分子ヒアルロン酸は、高分子ヒアルロン酸に比べて分子量が小さいため、角質層の深くにまで浸透しやすく内側から潤いを保つ効果が期待できます。

化粧水には低分子、乳液には高分子が配合されているものが多くあるように、それぞれの目的に合ったものが必要という事です。

美肌を作るには、スキンケアよりインナーケア◎

健康的な生活

スキンケアもとっても大切です。
お肌の表面が整うことで内側の細胞も十分に育つことが出来ます。
とはいえ、結局届いてもほとんどは角質層までですので、優先して力をいれて欲しいのは「インナーケア」です。

どれだけ高い化粧品を買っても、食事、睡眠、運動などで得られる効果をスキンケアで得ることはできません
スキンケアよりインナーケアを重視したほうが根本から美しいお肌に近づくことが出来ます。
もちろん、どちらも力をいれてケア出来れば、それがベストです。

まず何から始めればよいの…とお悩みの方は、お肌の元となる食事面の見直し、細胞を作り出す時間の睡眠の確保、細胞も老いていきますので、その眠っていく力を引き出すことなど、是非内側に目を向けてみてください。
一歩ずつ理想の状態へ近づくことができるはずです。

美容鍼灸は、その身体の内側に働きかけ、細胞を活性化することが出来ます。
ご自身の眠っている力を「美容鍼」で最大限引き出してみてはいかがでしょうか。

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