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フェムと鍼灸

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最近よく耳にするようになった「フェムケア」という言葉。
みなさんはどんなものかご存知ですか?

Femcare(フェムケア)とは、Female(女性)またはFeminine(女性の)とCare(ケア)を合わせた言葉で、女性のデリケートゾーン、または生理や妊娠、産後、更年期などからくる心身への影響をケアする製品やサービスを指します。

  • デリケーソゾーン専用のソープやマッサージオイル
  • 使い捨てではない生理用品(カップやショーツ)
  • PMSや更年期障害を改善するヨガや製品
  • 妊娠中や産後を快適に過ごすための製品
  • 年齢に応じて起る女性特有の症状を緩和するための運動やサプリ

    などさまざまなケアがありますが、今回は製品やサービスではなく、「フェム」のお話を書いてみます。

    目次

    女性特有の症状

    女性特有の症状と言えば生理痛やイライラ、ホットフラッシュなどが代表のように使われていた時期もありましたが、もちろんそれは氷山の一角で、症状も症状のあらわれ方、あらわれるタイミング(年齢)も人それぞれです。
    そしてそれらの症状は本来、恥ずかしいことでも自己管理のせいで起こるものでもありません。

    女性の社会進出が進み、男性と同じように定年まで働く、という方も今や普通の時代になりましたが、妊娠、出産、更年期または更年期以降の体力低下による生活と体の変化が、仕事の効率に大きく影響を及ぼしており、まだまだ女性の働く環境が整っているとは言えないのが現状です。

    ステージで変わる悩み

    PMS

    排卵日以降、整理の3日~10日前ぐらいから始まる心身に現れる不調の事。
    腹痛、腰痛、頭痛、吐き気、下痢、便秘、貧血、イライラ、憂鬱、肌トラブルなど

    妊娠

    熱っぽい、だるさ、眠気、疲労感、イライラ、憂鬱など、早い人は4週ぐらいでつわりが始まる。
    妊娠の周期によって症状も変わる

    産後

    5~8週間ぐらいかけてやっと日常体力が回復してくるが、妊娠前に戻るには3カ月から1年はかかると言われている。
    疲労やイライラ、不眠、眠気、尿漏れなどすることも

    更年期

    閉経の前後10年ぐらいが更年期。
    (40代後半ぐらいから症状を実感し始めることが多い)疲労感、のぼせ、頭痛、ホットフラッシュ、不眠、イライラ、落ち込み、動悸、胃もたれ、仕事のミスが増える・効率が落ちる、など

    その他にもGMS(閉経関連泌尿生殖器症候群)といい、膣周りの乾燥、臭い、性交痛、尿漏れ、頻尿、子宮脱なども女性のQOLを下げる深刻な悩みですが、これも決して珍しくありません。
    ホルモンの影響下にある以上、PMSや更年期などは程度の差はあったとしてもほとんどの女性が経験すると言えます。

    このように、ステージに応じた身体の変化や不調を抱えながらも、日々日常を送っていらっしゃる各世代の皆さんのことを、同じ女性としてとても誇らしく思います。

    鍼灸にできること

    女性のために鍼灸ができることは多くあります。
    上に挙げた女性のホルモンバランスステージ応じた症状の中に多いのが、自律神経症状や情動に関わるものです。

    ホルモンを分泌する場所と情動(欲求や感情など)をつかさどる場所と自律神経を調節する場所は非常に近い場所にある為、お互いが影響を受けやすくなってしまいます。
    まずは自律神経整え、女性の身体の邪魔になる瘀血を取り除き、骨盤内の血流を促進し、睡眠の質や心身の不調を改善します。

    また、女性ホルモンの内、エストロゲンはコラーゲンを作るときにも関わりの深いホルモンです。
    美容鍼の効果を上げるためにもホルモンバランスが整っていることはとても重要です。

    カラダキュアでは気になるフェムの話もどんどんお話いただけます。
    子宮の硬さチェックや、尿漏れなどに関わる骨盤底筋チェックも着衣のまま簡単にできます。
    気になる方はスタッフまで。※
    「みんなはどうなんだろう?」「気になるけどこれは普通かな?」と思っているアレコレ、ぜひお話を聞かせください。

    ※あくまでも簡単なチェックですので、判定や病気の有無を確定、保証するものではありません。
     詳しくは専門医にご相談ください。

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