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~お灸の効果~もぐさとは?

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お灸の歴史

中国最古の医学書「黄帝内経」にはお灸についても書かれており、お灸の歴史は2000年をはるかに超え、この時代にほぼ完成していたともいわれています。

お灸は、ツボにモグサを置き、火をつけて、熱刺激を与えて病気や怪我を治す自然治癒力を高めて症状を改善します。
モグサ(ヨモギ)は古くから身近な薬草として、傷口の止血虫さされかゆみ止めにも使われてきました。

ツボは灸療法の根本です。
医療が発展していない時代、体の内側は謎、レントゲンもなく手探りのなか、体におこる症状が改善するポイントを試行錯誤し、治療に使われた場所が現代でも使われるツボにです。
古くからの歴史を経て現代では世界保健機関(WHO)に認定されているものだけで361種あり、それ以外のものも多く存在します。

※灸名人と言われた鍼灸師による実話をまとめた記事もありますのでご興味があればご覧ください。
お灸の実話

モグサとは?ヨモギの成分について

お灸の材料は「モグサ」です。
モグサは、春に芽を出し秋に小さな白い花を咲かせるキク科の「ヨモギ」の葉からつくられます。
主にヨモギの葉の裏にある毛茸(もうじょう)と呼ばれる白い毛と精油が含まれる腺毛(せんもう)からできています。

5~8月頃にヨモギを採取し、葉のみを3・4日直射日光や火力で乾燥させ、石臼でひいて、ふるいにかけ、唐箕(とうみ)という風力装置で不純物を除去すると、良質なモグサができあがります。
モグサの品質は、産地や製造方法によって異なり、芳香の良い、熱刺激の緩和なものが良質ですが、間接灸用モグサなどには熱刺激の強い粗悪モグサが良く用いられるので、用途によって使い分けられます。

なぜお灸にヨモギが使用される?

ヨモギの葉の裏の腺毛に精油成分があるためか、火が付きやすく、熱さが少なく火持ちもよい為お灸に使われております。
精油の主成分はチネオールで、燃焼により独特の芳香を発します。
その他モグサは、線維、蛋白質などの有機物、類脂質、灰分、ビタミンB、ビタミンCなどの成分も含んでいます。

お灸で得られる効果

お灸は、日常生活で与えられることのない熱刺激をツボなどの治療点に意図的に与えることで、効果を得ることができるのが灸治療です。

全身の様々な不調を改善

全身を巡っている気・血・津液の流れる通路上にある治療点のツボに温熱刺激することにより、冷え性、生理痛、むくみ、不眠や胃腸の不調などを改善します。

免疫力向上

お灸の熱刺激を受けることで、インターフェロンやサイトカインという化学物質を放出し、白血球や抗体などもあわせて集めます。
抗菌作用を強め(オプソニン効果)、免疫作用を高めます。

細胞の活性化

白血球が増加することにより、筋肉や内臓などの免疫力向上はもちろん、細胞の活性化、皮膚疾患の回復向上などの効果があり、吹き出物、ニキビ跡にも治療効果が期待できます。

リラックス効果

お灸の香り成分で、リラックス効果も期待できます。

血行促進

温熱効果により、冷え改善や血液中の酸素量を高め酸化を防ぐ(抗酸化作用)、お肌のターンオーバーを整える、お顔のクマ、くすみ改善に効果が期待できます

カラダキュアのお灸

箱灸

このようにお灸は、様々な効果があり、ご自宅でも取り入れやすいため頻繁に治療院に通えない方のセルフケアとしても有効です。
入浴と違い、灸治療は毛穴を開かずに熱刺激を伝えることができるので、体内での温熱効果を長時間持続させることが可能なのも嬉しい効果です。

カラダキュアで行えるお灸は、どれも火傷の心配がない心地よいお灸です。

台座灸をはじめ、すべらせるタイプの温灸体の芯までじっくり温める箱灸鍼との相乗効果が得られる灸頭鍼などお悩み合わせてお顔から足先まで対応可能ですので、気になる方はお気軽にご相談ください。

まだお灸をやったことがないという方は是非一度、鍼灸院で受けてみてはいかがでしょうか。

美容鍼灸サロン カラダキュアの詳しいご案内はこちらからどうぞ

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