ブログヘッダー画像

更年期をおさらい

  • URLをコピーしました!
目次

更年期とは

女性の更年期は閉経を挟んだ前後10年ほどのことを言い、人によってさまざまな症状が現れると言われています。
程度も症状も人それぞれ、家から出られなかった、休職せざるをえなかったという方がいらっしゃれば、反対にほとんど症状らしいものはなかった、という方もいらっしゃいます。

どうして現れる?

年齢とともに卵巣の働きが低下し、40代中頃からエストロゲンの分泌量が急激に低下していくことが主な原因です。
エストロゲンはいわゆる女性の成長や生殖、成熟のために必要なホルモンですが、自律神経を調整する、丈夫な骨を維持する、軟骨などの構成を支え、関節の動きをスムーズにする、血管をしなやかに保つなどということにも関わっています。

また美容面では、エストロゲンがコラーゲンの生成に関わるため、肌のコンディションを整えたり、美しい髪を保ったりする働きがあります。

これらの働きが低下することにより、様々な症状が現れます。

代表的な症状

  • ホットフラッシュ
  • 不眠
  • 倦怠感、疲労感
  • めまい
  • ほてり、のぼせ
  • 頭痛、肩こり、腰痛の悪化
  • 関節痛
  • イライラ、憂鬱
  • 不安感、焦燥感
  • 注意力の低下、散漫
  • 健忘

などです。

この他、なんとなくいつもどこか調子が悪い、日によって体調や症状が違うというのもよく聞かれます。

ホットフラッシュは更年期の代表的な症状のように言われていますが、不眠や倦怠感、憂鬱、不安感なども多い症状として挙げられます。
また、指や手首、肘などの関節痛が更年期と関わりがあるとは思わず、リウマチなどの心配をされる方もいらっしゃいます。

もちろん、上記の症状がすべて更年期のせいとは限りません。
むしろ、なんらかの疾患があった場合にすべて「更年期かな…」と片付けてしまうのはとても危険です。
長く続くときは一度検査をすることをおすすめします。

減ってきたエストロゲンのサポートは?

エストロゲンを増やす食べ物はありませんが、大豆や大豆製品に含まれるイソフラボンがエストロゲンに似た働きをするということは、更年期を意識する女性の間ではよく知られています。
納豆、豆腐、豆乳、ナッツ類、大麦、オーツ麦など意識的に取り入れていきましょう。

またエストロゲンが減少するとセロトニンも減少します。
セロトニンには心を明るい気持ちにする、ポジティブな思考にしてくれる、睡眠物質であるメラトニンの材料になるなどの働きがあります。
バナナ、ヨーグルト・チーズなどの乳製品を摂ることや朝日を浴びることも大切です。
※睡眠のブログはこちら↓
「睡眠は何のため?」

鍼灸でできること

鍼やお灸でホルモンを直接的に増やすことはできませんが、ホルモンバランスや症状を起こしている自律神経の乱れを穏やかに整えることができます。
また、顔や頭の鍼はメンタルヘルス施術にも利用されており、当院の美容鍼を受けられた方々からも美容だけでなく、術中はよく眠れた、スーッとリラックスできる、スッキリした、美容鍼をした日はよく眠れるなどのお声を頂いております。
ホルモンバランスは美容とも密接な関わりがあります。
美容鍼のついでに気になっていることがあればお気軽にご相談ください。

美容鍼灸サロン カラダキュアの詳しいご案内はこちらからどうぞ

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次