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頭痛を和らげるツボはどこ?

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天候や気圧の変動の影響を受け、様々なお悩みが付きまといますね。
地球温暖化などもあり、日本付近の海は世界中でも比較的に海水温が高くなっているので、豪雨や台風などが発生しやすいそうです。
気圧の変動、低気圧で頭痛を引き起こしやすい方にとっては辛いですよね。

東洋医学では、「天人合一思想」という、“天(宇宙、自然)は人と一体である”という考えがあります。
自然界で起こる変化(季節や気温、湿度、気圧など)に適応できなければ不調に繋がるということです。

日が昇る頃に起きて、日が落ちる頃には就寝といった、自然界にそった生活は現代では難しいと思います。
昔と違い気温も年々上がっていたりと変化していますので、それ相応のケアが必要なのはお分かりいただけるかと思います。
無理はせず、是非お身体と向き合う癖をつけてください。

頭痛の際にオススメのツボを以前ブログで紹介しましたが、その際はタイプ別に東洋医学的な頭痛の種類やオススメのツボを書いています。
セルフケアで使えるツボ紹介④ ~頭痛~

今回は、頭の痛みが出ている症状場所別で、簡単にケアできるツボをまとめていきます。

目次

頭の○○が痛いならココ!頭痛改善のツボ

鍼灸治療ではどこかに痛みが出ている時、痛みが出ている患部とは離れたところで治療し、症状を改善することがあります。
今回書いていくオススメのツボも、頭の痛む場所と関わる経絡上での手足の経穴(ツボ)です。

経穴や経絡についてはコチラをご覧ください。
セルフケアで使えるツボ紹介① ~経穴と経絡の効果・特効穴~

【側頭部の痛み】

足臨泣

足の甲で薬指と小指の間、指先から足首側にたどりV字の止まるところ
(特にズキンズキンと拍動性に痛みがある場合は、ペンの裏などで少し痛いくらいの刺激がオススメです。
やりすぎ注意!)

外関

手首の後ろのシワ中央から指三本分肘側のところ
※少陽経頭痛は側頭部が痛む

【後頭部の痛み】

崑崙

外くるぶしとアキレス腱の間の窪み

陽谷

手の甲で小指側の手関節上(曲げたときにできるシワの上)
※太陽経頭痛は後頭部が痛む

【頭頂部の痛み】

太衝

足の甲で親指と人差し指の間、指先から足首側にたどりV字の止まるところ
※厥陰経頭痛は頭頂部が痛む

列欠

手首の内側の脈拍上(親指の付け根あたり)に反対側の人差し指、中指、薬指をそろえて当てた時、一番肘側の指が触れている箇所。
※四総穴

【前頭部の痛み】

解渓

内外側のくるぶしを結んだ足首前面の中央

合谷

手の甲で親指と人差し指の間、指先から手首側にたどりV字の止まるところ
※陽明経頭痛は前頭部(前額部~眉間)が痛む

なかなか自分の時間が作れないという方でも、ツボを押すのは簡単に出来るのでセルフケアとしてとってもオススメです。
少し余裕のある方は、ツボを押すだけでなくお家でのお灸もオススメです。

ツボの場所は、一人一人少しずつ違います。
指標とされているあたりで、圧痛がある、凹んでいる、硬さがあるなどの反応があればそこに刺激をいれてみてください。
つらい頭痛は○○でヨシ!

私たち鍼灸師は、一見施術とは関係なさそうなお話でも、症状の原因となるものを探っていたりしますので、施術中のお話には正直に答えていただけると幸いです。
そして頭痛に限らず、小さなことでもお悩みなど気になることがあれば、お気軽にご相談ください♪

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