
「最近、フェイスラインが四角く見える」
「朝起きると顎が疲れている」
「顔がむくみやすく、疲れて見える」
こうした顔周りの悩みがある場合、無意識の噛み締め(食いしばり)が関係していることがあります。
スキンケアや表情筋のトレーニングやケアをしていても変化を感じづらい時は、原因は肌そのものではなく、顎まわりの筋肉にあるケースも少なくありません。
噛み締めとは
噛み締めとは、食事とは関係なく上下の歯を強く、または長時間接触させてしまう状態のことです。
仕事中やスマートフォン操作時、就寝中など、本人が気づかない場面で起こります。
寒さや緊張が続く時期は、特に筋肉に力が入りやすく、噛み締めが強くなりやすい傾向があります。
噛み締めに深く関わるのが、咬筋や側頭筋といった咀嚼筋です。
これらは顎を動かすための重要な筋肉ですが、慢性的に緊張すると筋肉が硬くなり、ボリュームが出てエラ張りとして見た目に現れます。
さらに、筋肉の緊張が続くことで血液の流れやリンパの流れが滞り、顔に老廃物や余分な水分が溜まりやすくなり、むくみやくすみ、フェイスラインのもたつきに繋がります。
東洋医学でみる嚙み締め
ここで、東洋医学の視点からみる噛み締めについても少し書いていきます。
東洋医学では、噛み締めや顎の緊張は「緊張状態が続いてるサイン」と捉えます。
ストレスや考えごとが多いと身体は無意識に力を入れてバランスを取ろうとします。その影響が出やすい部位のひとつが顎や首まわりです。
また、この状態が長く続くと、気血の巡りが悪くなることでこわばりが起こりやすく(気滞)、身体が重い、イライラする、自律神経症状なども併せて現れることがあります。
嚙み締めと身体の不調
顎まわりの筋肉は、首・肩・頭の筋肉とも連動しています。
そのため、噛み締めがある方のほとんどが、肩こりや、首の重さ、頭の疲れを同時に感じやすい傾向にあります。
顔の不調は局所だけの問題ではなく、全体の緊張のバランスや自律神経の乱れが原因となり現れていることも多いのです。
このような状態では、外側からの美容ケアをいくら重ねても限界があります。
まず必要なのは、過剰に入っている力を抜き、顎まわりを本来に状態に戻すこと。
その入口として知っておいていただきたいのが、舌の位置を含めた顎周り使い方です。
後編では、噛み締めを起こしにくくする正しい舌の位置と、小顔と美容面での具体的なアプローチ方法について詳しく解説します。
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