
「最近、なんだか体が重い…」
「朝起きると顔がパンパン…」
「ボーっとしてしまうことが増えた…」
梅雨の季節になると、こうした声をよく聞きます。
実はこれ、東洋医学でいう「湿邪(しつじゃ)」が関係しているかもしれません。
今回は、身体やお顔にも影響を与える「湿邪」について、フォーカスしてお話ししていきます。
湿邪とは?
東洋医学では、自然界に「風・寒・暑・湿・燥・火」という6つの邪(じゃ=体に影響を与える外的な要素)があります。
※6つの邪についてはコチラを是非ご覧ください
季節や気候が病のもと~外因について~
「湿邪」はその中のひとつで、湿気が体にたまって不調をひき起こします。
湿度が高い日本では特に影響を受けやすいです。
湿邪の特徴
・粘性が高く、重たく停滞しやすいため「長引く」
・下にたまりやすく、湿邪は冷えやすくするため、下半身のむくみ、夏でも冷えなどが出やすい
・五臓六腑でいう脾と関連が高いため、消化器(脾)に影響しやすい
・巡りを阻害し、生理の量が多い、ドロっとした経血などの症状が出やすい
体にまとわりつくような重だるさを感じたら、ほっておかず必ずケアしましょう。
梅雨時期に湿邪が溜まり、ケアをしないと様々な症状が長引き、夏バテしやすくなりますので要注意です。
とくに、冷たい飲食(キンキンに冷えた飲み物、お酒注意)や甘いもの、油っこいものの摂りすぎは悪化要因なので、この梅雨時期は特に気を付けましょう!
運動不足やデスクワークで巡りが悪い人も湿邪で不調になりやすいので、適度な運動も忘れずに、ストレッチやウォーキング、湯船に浸かるなど巡りをよくするケアで湿邪がたまらないようにしましょう。
湿邪が体に入るとどんな症状が出るの?
湿邪が体の中でたまってしまうと、体の水分代謝がうまくいかず、停滞します。
水分のバランスが崩れれば、気や血といったエネルギーを運ぶ流れにも影響が出ます。
結果として起こるのが、
・だるい、重たい感覚
・むくみやすい
・関節が重い、痛む
・冷える
・肌のくすみ
・食欲不振、胃もたれ
・生理痛、経血が多い
・フェイスラインがぼやける
・便が緩い
・目の腫れぼったさ
などです。
雨の日に頭痛が出る方は、湿邪タイプの可能性もあります。
なんとなく体調が悪いけど、病気なわけでは無い…どうすればよいか分からず諦めていたという声もよく聞きます。
美容鍼灸では、こうした“巡りの停滞”に身体とお顔同時にアプローチすることが可能です。
梅雨時期のむくみ・だるさ・お顔の違和感が気になる方は、ぜひ一度、全身の巡りを整える美容鍼ケアをお試しください。
美容鍼灸サロン カラダキュアの詳しいご案内はこちらからどうぞ
