
たくさん寝たはずなのに、朝お肌がどんより見えたり、化粧ノリが悪かったり…皆さんはこんな朝のお悩み経験はありませんか?
私自身、暑くなり出した頃から特に、朝のお顔のどんより感、クマ、くすみがとても目立つようになってきたように感じます。
今回は、そんな睡眠時間は取れているのに出てくるお悩みについてお話していきます。
美肌に大切なのは睡眠の質?
睡眠時間はもちろん重要ですが、美肌づくりに欠かせないのが「睡眠の質」です。
お肌のターンオーバーやコラーゲンの生成は、主に眠っている間に行われています。
睡眠時間は確保できていても、その睡眠の質が悪いとターンオーバーが乱れる、コラーゲン生成が充分におこなえず、お肌の弾力低下(=たるむ)となってしまいます。
寝ている(睡眠時間が取れている)つもりでも、睡眠の質が悪ければ、睡眠不足になっているのです。
東洋医学では、睡眠不足は「血(けつ)」の不足や巡りの滞りととらえられ、結果としてクマ、くすみ、乾燥、たるみなどの老化サインにつながると考えられています。
寝ているつもり、でも熟睡できていない?その原因
最近は、「寝つきが悪い」「夜中に何度も目が覚める」「早朝アラーム前に目覚めて眠れない」「朝疲れが抜けていない」といった睡眠の質の低下に悩む方が増えています。
その原因の多くは、自律神経の乱れやホルモンバランス、ストレスの蓄積などです。
この夏の時期、自律神経の乱れの原因の一つは気温差です。
冷房の効いた室内から暑い外に出る、またすぐ冷房の効いた室内に入る…この温度差の往復は自律神経にとって過剰なスイッチの切り替えの連続です。
冷房の効いた室内(25℃前後)と猛暑の外(35℃前後)では10℃以上もの温度変化が起こります。
こんな激しい変化に体はフル回転で体温調節しようと対応します。
1日に何回も、それが何日も続けば体は疲れてしまい自律神経が乱れてしまいます。
もう一つ、自律神経の乱れを引き起こしている多くの原因は、寝る前のスマホやパソコンです。
これは、交感神経ばかり優位にさせ脳が興奮したまま深い眠りに入れません。
ブルーライトは朝の光と同じような作用を引き起こしてしまうので、眠りに必要なメラトニン(睡眠ホルモン)が出づらくなり、浅い眠りや中途覚醒の原因にもなります。
当たり前のことかもしれませんが、思い当たる方が多いのではないでしょうか。
気温差と違いこれは自分で調整できる所ですので、お肌のために意識しましょう。
寝つきが悪いのは手足が冷えているからかも!
睡眠の質以前に、寝つきが悪く睡眠時間が少なくなってしまうという方は、上記の改善にプラス手足の冷えを改善してみてください。
眠りに入るとき、深部体温(内臓の温度)をゆっくり下げることで、脳と体を休ませる準備をします。
そのために、手足などから熱を放出するのですが、手足が冷えていると上手く熱を放出できず、深部体温が下がらないため、体が眠りに入る準備が出来ません。
冷房が効いている室内では、気づかない間に意外と手足が冷えていることがありますので、冷え予防や足湯、お灸などで冷え改善をしましょう。
入浴の際は、高めの温度にしないように気を付け、シャワーだけの場合は、手足、お腹、首の後ろはしっかり温めるようにしましょう。
寝る1時間前には入浴をすませ、暖かい飲み物や軽いストレッチで眠る前のルーティーンを作れると、体は眠るサインを覚えて寝付きやすくなりますのでオススメです。
カラダキュアの美容鍼灸で「眠れる体」をつくる
美容鍼は、顔まわりのリフトアップや肌質改善だけでなく、自律神経やホルモン調整にも働きかける施術です。
カラダキュアの美容鍼(お顔の鍼施術コース)では、お顔、頭、首肩まわりにアプローチすることで、緊張がほどけ、施術中にスッと眠ってしまう方も珍しくありません。
首肩コリ、頭の硬さがあると、無意識に全身が緊張し、リラックスできず眠りの質を下げてしまいます。
緊張状態が強い方は、アイヘッドマッサージや身体の鍼、電気などのオプションメニューで、より緩めてあげるのもオススメです。
カラダキュアでは、お肌の悩みはもちろん、睡眠でのお悩みを抱える方にも対応可能ですので、是非ご相談ください。
いくら高価なスキンケアを使っても、体が整っていなければお肌は輝きません。
深く眠れて、朝のお肌が違う。
体と心、そしてお肌を整える美容鍼灸を取り入れてみてはいかがでしょうか。
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